NIMS-インフラ構造材料パートナーシップ~材料技術でインフラ長寿命化 ・ 強靭化に貢献~

NIMSインフラ構造材料パートナーシップ 2023年度第2回研究会

主催

国立研究開発法人物質・材料研究機構 構造材料研究センター

NIMSインフラ構造材料パートナーシップ

日時

2023年10月24日(火)13:30~17:10

※研究会終了後、技術交流会がございます。
技術交流会会費:2,000円(当日、受付に現金にてお支払いください。)

方式

現地およびオンラインのハイブリッド開催
※オンライン配信はwebexを使用して行います。

場所

エッサム本社ビル 4階 こだまホール

趣旨

この度、NIMSインフラ構造材料パートナーシップでは、「2023年度NIMSインフラ構造材料パートナーシップ第2回研究会」を、10月24日(火)に開催致します。

今回は、エネルギー関係のインフラをテーマに、東京大学の辻健教授に「超臨界地熱やCCSなどのカーボンニュートラルに向けた取り組みと、宇宙などのフロンティア域での資源エネルギー探査開発」について、日本原子力発電株式会社の小川勤氏に「原子力発電施設の維持管理」について、東京電力リニューアブルパワー株式会社の浅井聡史氏に「東京電力グループの浮体式洋上風力事業の取組みと保守管理技術開発について」をご講演いただきます。

研究会後には技術交流会を予定しておりますので、現地参加についても是非ご検討ください。

プログラム

  • 開会挨拶13:30~13:40

    土谷浩一 NIMSインフラ構造材料パートナーシップ事務局長

  • 13:40~14:40

    「超臨界地熱やCCSなどのカーボンニュートラルに向けた取り組みと、宇宙などのフロンティア域での資源エネルギー探査開発」

    東京大学大学院工学系研究科 教授 辻健氏

  • 14:40~15:40

    「原子力発電施設の維持管理」

    日本原子力発電株式会社 建築グループマネージャー 小川勤氏

  • 休憩

  • 16:00~17:00

    「東京電力グループの浮体式洋上風力事業の取組みと保守管理技術開発について」

    東京電力リニューアブルパワー株式会社 浮体技術グループマネージャー 浅井聡史氏

  • 事務連絡、閉会挨拶17:00~17:10

  • 準備

  • 技術交流会(軽食・飲み物付き)17:20~19:00

  • 講演概要

    ・「超臨界地熱やCCSなどのカーボンニュートラルに向けた取り組みと、宇宙などのフロンティア域での資源エネルギー探査開発」

    (東京大学大学院 辻健)

    近年、2050年のカーボンニュートラルの達成や、安定したエネルギーの獲得に向けて、様々な新たなコンセプトが議論されている。私は探査工学という視点から、例えばカーボンニュートラルに向けたCCSや、新たな地熱エネルギーの利用に向けた超臨界地熱発電に関わってきた。また宇宙や深海底などのフロンティア域での資源獲得に向けた探査技術の開発を行ってきた。本発表では、これらの新規エネルギーやフロンティア資源の探査技術を紹介し、課題を議論する。

    ・「原子力発電施設の維持管理」

    (日本原子力発電株式会社 小川勤)

    原子力発電施設は、安全性を長期的に確保するため、運転開始からの継続的維持管理が行われている。近年では運転開始から30年を超える発電所が増加し、これらの維持管理の重要性が注目されている。一方、法律的には、新規制基準により安全性が確認された原子力発電所は、運転期間延長認可制度に基づき、運転期間を最大60年間とすることが可能である。更に最近では、運転期間を60年超とする場合について、法整備が進められている。本講演では、原子力発電所の建物・構築物に関して、維持管理の標準となる指針及び高経年化の評価に係る規制制度について紹介する。

    ・「東京電力グループの浮体式洋上風力事業の取組みと保守管理技術開発について」

    (東京電力リニューアブルパワー株式会社 浅井聡史)

    東京電力グループは2030年代以降の浮体式洋上風力の商用化を目指し、NEDOグリーンイノベーション基金などを活用して複数の浮体基礎構造物の開発に取り組むとともに、それら浮体式洋上風力が設置されることが想定される大水深の海洋において効率的に保守管理する技術の開発を行っている。本講演では当社の浮体式洋上風力事業の取組と浮体基礎や保守管理技術開発の概要についてご説明する。

申し込み方法および手順

会場準備等の都合上、令和5年10月18日(水)までにNIMSインフラ構造材料パートナーシップ事務局(rcsm-unei@ml.nims.go.jp)まで参加者とその方のe-mailのアドレス、参加方法(現地、オンライン)、現地参加の方は、技術交流会(会費制)参加の有無をご連絡ください。技術交流会参加ご希望の方は技術交流会会費2,000円を当日、受付に現金にてお支払いください。

ご連絡頂きましたアドレスに10月23日(月)に招待状をお送りいたします。また、プロジェクターや大型のモニター等を使用して複数名で聴講なさる場合は、代表者のお名前とe-mailアドレスと併せて、聴講する方々のご所属とお名前をご連絡ください。

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